2009年8月11日火曜日

地震警報

早朝、静岡県の駿河湾を震源とした大きな地震が発生しました。わたしの居住地も、けっこう揺れました。震源地からは離れた場所であるにも関わらずです。

さて、わたしの住む地域では、揺れの直前に警報が放送されました。「(チャイムのような電子音のあと)大地震です」というアナウンスが3回繰り返される、というものです。テレビでも同じものが流れていたので、「あー、あれね」とおわかりの方もいらっしゃるかもしれません。

わたしは、この放送をきいて、2つのことを思いました。

1.きいても、なにもできない

わたしはこの放送により、地震の揺れの直前に目が覚めました。しかし、目を覚ましたからといって、なにができるということはありませんでした。早朝であり、 寝ぼけた状態のまま、ただ揺られるにまかせてました。今回は、(大地震という放送のわりに)幸いそこまでの大きさの揺れではなかったものの、もしものすごい地震であったならば、危なかったと思います。

2.音が怖い

わたし特有の感受性なのかもしれませんが、アナウンスの前の「電子音」が、とても不気味に感じられました。聴いたことのない音程のチャイムであ り、「大地震」というより、「大魔神」のような得体の知れないものが押し寄せてくるような恐怖感を感じました。いやもうほとんどトラウマです。この音が、 早朝地域全体に響き渡る大音量で鳴ったというのも、かなり怖かったです。

警報をきいても何もできなかったり、音が怖かったりするのは、この警報を「聴き慣れない」がゆえのものだと思います。今回は、この警報を耳になじませることができたという点で、一応よい訓練になったんだなと思うことにします。慣れるほどたくさん警報を聴く状態というのも、怖いんですがね。

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